阿佐ヶ谷「リラクシン」のOSHO禅タロットで自分と向き合う

本当の自分と向き合うためのOSHO禅タロット

「占い」といえば、「生まれた時の星の位置」や、「名前」「手相」などなど、自分の意思とは全く関係なく結果を告げられるものよね。そこが面白さであったり「そんなこと、思いもしなかった」っていう新しい発見があったりするわ。

でも、時々思わない?

「でも、それって本当に私の本心なのかしら?」「本当にこのタイミングでこうするべきなのかしら?」って…

占いなんて、所詮はきっかけを与えてくれたり、行動するための背中を押してくれる一つにすぎないわ。占いの結果が自分の気持ちに近ければ、きっとすぐに行動できるだろうけど、もしも、自分の欲しいと思った答えじゃなかったら??

例えば、そうね…今付き合っている彼の事が大好き。でも、なんだか最近タイミングも悪くて喧嘩ばかり。どうしたらいい?という悩みに対して占ってもらったら「彼とは相性が最悪。今すぐ別れなさい」なんて結果が出ちゃったり。

こういうの「占いあるある」よね。

もしも「占いの結果は別れなさいと出ているけど、本当は私どうしたいの?」と立ち止まっているそこのあなた!!

自分に降り注いでいる悩みや不安を、自分自身で深層心理を理解しながら、自分の力で答えを導き出したい。そんな意識高い系ボーイズ&ガールズには「OSHO禅タロット」が断然オススメよ!

いちこ、久々に自分と向き合う覚悟あり

今回は「自分と向き合いたい」「自分の本当の気持ちを知りたい」と強く思うところがあり、「OSHO禅タロットに行く!!」と心に決めていたわ。OSHO禅タロットって、知る人ぞ知るというタロットで、世の中には数多くの占い師がいるけれど、OSHO禅タロットで占っている占い師って、そんなに多くない気がするわ。

そんな数少ないOSHO禅タロットで鑑定してもらうため、今回は阿佐ヶ谷にある「リラクシン」に決定。

HPを見ると一見「アロママッサージサロン??」と思われるけれど、「OSHO禅タロット」や「OSHO禅タロットとアロママッサージを組み合わせた施術」もあるわ。

画像引用元：リラクシン公式HP

HPにはOSHO禅タロットについて詳しい説明は無いけれど、ブログにはかなり色々な事について書かれているの。講座も開いていたりと、かなり本格的にアロマや禅タロットを行なっている先生なのよ。

そもそもOSHO禅タロットって何?

私の体験談を話す前に、そもそも「禅タロット」ってなんなの??と思っているボーイズ&ガールズも多いはず。

簡単に説明するわ。

一般的に幅広く「タロット占い」で使用されているタロットカードは、マルセイユ版のタロット。

そしてもう一つはウェイト版タロット。こちらはマルセイユ版タロットをベースとした進化版と言ったところかしら。使用されるカードは「大アルカナ　22枚」「小アルカナ　56枚」の合計「78枚」のカードを使用して占う。

それに対して「OSHO禅タロット」の始まりはインドの宗教家、思想家で「20世紀最大の精神的指導者」と言われるバグワン・シュリ・ラジニーシ（お弟子さん）が作ったカードと言われているわ。日本の「禅」の思想に共感し、カードの名前を「和尚（OSHO）」にしたとかなんとか。OSHO禅タロットは78枚のカードにさらに「マスターカード」が1枚加えられていて、合計で「79枚」で構成されているの。

「西洋タロット」と「OSHO禅タロット」の違いはそれだけでなく、「占う」という考え方も違うわ。

西洋タロットは「悩んでいることの答えをカードからもらう」に対して、OSHO禅タロットは「出てきたカードから、自分の中の答えを導き出す」。つまり、「占い」と考えると少しニュアンスが違うわ。OSHO禅タロットは「本当の自分の心を向き合う」「自分の深層心理を理解する」ためのタロットカードと言えるの。

説明ではなかなか分かりにくいかもしれないけど、例えば自分が悩んでいる事を解決するにあたって、西洋タロットの場合は「カードではこんな風に出ているのでこうした方がいいですよ」というアドバイスをもらえます。しかし、禅タロットでは「あなたの本心はこうだと出ています」というところから、自分の中にある答えを探し、本当はどうしたいのか?を模索する作業のようなものです。

リラクシンの松浦智恵美先生

今回鑑定してもらう「リラクシン」の松浦先生はもともと「病院ボランティア」を行っていた際に、アロマテラピーと出会い、患者さんに喜んでもらえるようにと、勉強したり技術を磨かれたとの事。

本当にご立派な方だわ。私も爪の垢でもいただいて飲まなきゃ。

そんな中で「病院にいる方だけでなく、働く女性たちにも癒しを与えたい!!」と思うようになり、自身のサロンをオープン。

のべ1500名以上の方へ施術をした経験から「人間が幸せに自分らしく生きるためには、心と魂（本当の自分）の調和が大切」と気がつき、アロマテラピーの他に「OSHO禅タロット」や「TCカラー」を取り入れだしたそう。

体だけを癒しても、心が癒されないと元気にはなれない。本当にその通りだわ。

「リラクシン」は丸ノ内線の「南阿佐ヶ谷駅」からは徒歩2分、JR中央線の「阿佐ヶ谷駅」からも徒歩7分程度。GoogleMapでもたどり着けるし、ブログでも丁寧に道順を書いてくれてるから迷うことはないわ。

いざ、鑑定…の前に?

松浦先生「まず最初に説明しないといけない事があります。ここがズレていると、お互いにズレたまんまで進んじゃうので。」

おっと!突然何が始まるのかしら?と思ったら、

松浦先生「タロットって、一般的に知られてるのは西洋タロット。で、西洋タロットで使ってやってるものは、どちらかというと占いですよね。このカードが出たらこうですよ的な。でも私が使っているこの禅タロットというのは、そういう占い的なものではないんですよ。どちらかというとカウンセリング的な要素が強くて。こちらから言わなくても、自分の中に答えがある、それを明確に行くしていく作業です。なので、私から何か答えをもらおうとして来ているなら、それはちょっとお答えできない。自分の答えを見つけ出すためのサポートを行います。完全な占いとしてのものを思われてると期待外れというか、自分の心を見せたくない、欲しいものだけもらうというのでは、あれ～?となってしまうかな」

私「今日は、自分がどうしたいか、どうなりたいかの確認作業に来たので大丈夫です」

松浦先生、なかなか親切ね!!私はある程度禅タロットの事を知っているから、鑑定を受けても違和感なかったと思うけど、西洋タロットをイメージしてきた相談者からすると「あれ?なんでこんなに色々聞いてくるの?占いなんだから聞かなくてもわかるでしょ?」って思われそうよね。

まずは松浦先生からのヒアリング

松浦先生「それなら安心しました。では、今どういう事が気になっていますか?」

ここの入り口から、すでに他の占いとは違うわ。OSHO禅タロットでの鑑定を正確に行うためには、自分の抱えている問題をかなり具体的に話をする必要があるの。

例えば、「今付き合っている彼の事を鑑定してもらう」なら、彼のどういうところが気になるのか?なぜそれが気になるのか?それに対して何がうまく行っていないと思うのか?など、問題を取り巻く様々な事を話して行く必要があるわ。

今、自分が抱えている問題を説明しつつも、不透明な部分や、確認すべき内容には松浦先生からも質問があるわ。そのやりとりを繰り返し、自分の悩みを全て松浦先生へ伝えていく作業でおそらく20分…もしくはもっと必要かもしれないわ。

松浦先生はおそらくカウンセラーとしてのスキルもかなり高く、こちらから話を引き出すテクニックも高いお方よ。話している最中にも「そこで、どうしたらいいなって思ったの?」や「どうなったらいいと思う?」という質問を入り交ぜながら、心の内をどんどん吐き出して行く作業が最初に行われるってイメージね。

この最初の聞き取りで、今の問題に対しての「自分の目的」や「理想とするゴールが」見えてくる場合もあるわ。もちろん、ゴールが見えないままでも大丈夫。自分が選ぶカードが本当の自分の心を教えてくれるはず。

それがOSHO禅タロット。このOSHO禅タロットがあまりメジャーにならない理由は、もしかしたらこの「カウンセリング的」な作業を行える占い師が少ないのかもしれないわね。

いよいよOSHO禅タロット鑑定

いよいよOSHO禅タロットの鑑定スタートよ。

今回私が受けるOSHO禅タロットのメニューは「禅タロットリーディング」（10枚引き）。人間関係、仕事、恋愛などの問題に対し、何がブロック（妨げ）になっているのか。本当はどうしたいのかを、明確にするリーディングよ。

松浦先生「すべて自分のことは自分で責任を持つということで、混ぜるのもご自分で行っていただきますね。どんな風に混ぜても大丈夫ですよ。」

松浦先生が言うには、先生自身が混ぜてしまうと、先生のエネルギーが入ったり、意思が入ってしまうので、自分で混ぜて、自分でカードを全て引くことで、全て自分が決定したということになるので、納得がいくだろうという事。

なるほどね。同じタロット占いで、相談者が一度もタロットに触れないで終わる鑑定もあるわ。考え方は様々だけど、OSHO禅タロットでは「全ては自分が選んだ答え」って事ね。

松浦先生「まず、10枚引きをしますので、カードを引いて行きましょう」

10枚のカードが表すものは

• 1.現状を表すカード
• 2.本心を表すカード
• 3.外面、人に見せる顔、こんな風に見られたい
• 4.問題点
• 5.頭で考えている事（先生が引く）
• 6.魂が望んでる事
• 7・8・9アドバイスカード
• 10.結果

10枚のカードを全て選んだら、1のカードから順番に「カードの持つ意味」の解説が始まるわ。

出たカードとひたすら向き合う

カードを引いた順番に、「このカードは自分に何を教えてくれているのか?」を、松浦先生と一緒に考えて行く。引いたカードは、時には自分では思いも寄らない結果だったりすることもあるわ。でも、もっと考えを巡らせて行くと、実は心のどこかでは、そういう事を考えている自分に気が付いたり。

例えば、今回の私の場合、本心を表すカードや人にどう思われたいかというカードでは「ありのままに流されれば良い」「自分の心に素直になりなさい」と出ているものの、問題点では「過去生」というカードが出て、「いつも同じことの繰り返し」「繰り返されることに縛られている」「古いパターンは断ち切る」となったわ。そこで、自分に「思い当たることはあるのか?」なぜこのカードが出たのか?を考える。時には松浦先生からも質問が出て、それに答えるためにまた考える。

とにかく、とにかく自分で考えて、自分の納得のいく答えを探して行く。

通常の占いだと、自分よりも鑑定してくれる占い師が話をすることが多いと思うの。でもOSHO禅タロットは自分が話をする方が圧倒的に多いわ。

鑑定が進むたびにカードの表す意味に「あぁ、なるほど確かにそうだわ」と思ったり、「え?どうしてそれが?」となると時もある。そうすると、そのカードが出た意味を現状と重ね合わせて自分とまた向き合う。

おそらくね、どんなカードが出たとしても、そこにはきちんと気づきがあるのよ。どんなカードが出るということよりも出たカードとしっかり向き合うことがOSHO禅タロットの醍醐味と言えるんだと、鑑定をしてみて気がついたわ。

そして、私の最後に引いた「結果」のカードは「完成」というカード。「まもなく完成」「あとは手に持ったピースをはめるだけですね」「長い旅が終わり、新しい自分がそこに待っている」という意味。

 

長いようであっという間の鑑定。だいぶ話したから、このカードが最後を締めくくってくれて、感無量だわ!

OSHO禅タロットの鑑定を終えてみて

こんなに自分と向き合ったのは久々っていうくらいパワー使ったわ。

鑑定の最後に松浦先生から、私に二つ宿題が出たわ。この宿題は「占い」というよりも、「背中を押す一言」

最初にも話したようにOSHO禅タロットって「占い」というと、それはちょっと違うわ。でも、「出た結果は全て自分が導き出したもの」という誰にも責任を押し付けられない感じ。私は嫌いじゃないわね。

もしかすると本当に悩んでいる時こそ、OSHO禅タロットの鑑定を受けて、自分で自分の背中を押す事は、新しい人生を切り開くきっかけになるんじゃないかと思うわ。そして、その選択をした結果が良くても、悪くても、それは全て自分が招いた結果となれば、納得もできるはずよね。

実際にOSHO禅タロットで鑑定を受けた人の声で多いのが

「今まで本当の自分と向き合ってこなかったということに気がついた」

「自分で考えて選んだ道を進むのが幸せなんだと気がついた」

「今ある自分自身を確認できた。自分の心の声がしっかり聞けた」

と、自分で人生を切り開けたという自信が伺えるコメントばかり。

今回のレポートは「体験記」と言うよりも、「OSHO禅タロット魅力について」が大半を占めちゃったけど、興味を持ってくれたら嬉しいわ。

私、OSHO禅タロット、はまっちゃいそうよ。

阿佐ヶ谷「リラクシン」の詳細

Tel:090-2141-8756(10:00～20:00)

所在地：杉並区阿佐谷南1-14-6 4F

営業時間:10:00～21:00(最終受付19:00)

予約方法：電話かHPから予約

OSHO禅タロット 鑑定メニュー

・禅タロットリーディング(10枚引き)…60分　5,000円

・1年先の望む未来を手に入れるセラピー(11枚引き)…60分　5000円

・3つの柱セラピー(15枚引き)…120分　10,000円

・アロマヒーリングパッケージ(ボディ施術60分＋カードリーディング40分) 100分　10,000円